

朗読の定義
朗読は、朗読だけで存在するわけではありません。朗読は、いつも文章ととともにありますよね。そう、 朗読は文章とセットで存在 します(^^) 文章には、音声で届けることを前提とした文章もあれば、文字で届けることを前提とした文章もあります。 前者の中には、アナウンス原稿の文章や、上演台本の文章が、後者の中には、小説の文章がありますね。 では、それぞれの文章とセットの朗読は、いったいどのようなものでしょうか❓ アナウンス原稿や上演台本の文章は、音声を伴って完成する文章です。これらの文章とセットの朗読は、声を出して読む行為であり、朗読者の 音声表現 だといえるでしょう。朗読者が語り手になればいいのです。 それらとは違い、 文字で一人ひとりの読者に届く文章、音声で聴き手に届けることはできない文章 があります。例えば…芥川龍之介や志賀直哉の 奥深い小説 の文章です。こういった文章とセットの朗読は、音声表現ではありえませんね。 小説誕生以降の世界を生きるわたしたちにとって、 小説とセットの朗読というのは、あらためて定義する必要がある ものなのでしょう。 【小説の
2023年10月4日
文学賞味会 中京大学ver. ありがとうございました!
本日は、中京大学の素晴らしい先生方、そして学生の皆さんとご一緒させていただきました。心よりありがとうございました。 朗読者は、文字言語の主体である〈語り手〉を追体験することで、言葉にふさわしい音を授かります。 今回、学生の早川さんに、茨木のり子さんの詩『わたしが一番きれいだ...
2023年3月7日


文学賞味会2023 ありがとうございました(^^)
今年も皆さまと共に素晴らしい文学作品を味わう[文学賞味会]を開催することができました。 ご参加くださった皆さま、お力を貸してくださった皆さま、お励ましくださった皆さま、心より感謝申し上げます。ありがとうございました! 皆さまをお見送りしたあと、宗川さんと高田先生と一緒に写真...
2023年3月5日
文学賞味会2023 音楽リハーサル
今日は、宗川諭理夫さんとの文学賞味会2023最終リハでした。 毎回すばらしい曲を創ってくださいます。作品との関わりに新しい光が差し込むのを感じます。 宗川さんの地獄イメージ、演奏はフォルテから入ります。極楽で御釈迦様の様子を語っていた〈語り手〉は、さまざまな地獄の責苦が行われているステージを降りて降りて降りて地獄の底に到着して、今度はカンダタの様子を語り始めるわけですが、地獄の底に至る道中を、まず音楽で、ご覧いただくこととなりました。地獄の底への道のりもご一緒に体験できますね(^^♪ 極楽で語り始める〈語り手〉は、最後もまた、極楽で語り終えます。 「蜘蛛の糸」三の第一段落、〈語り手〉の動揺ぶり、皆さまお気づきでしょうか?言葉の世界を超えた存在の御釈迦様を、言葉で理解しようとすることの浅ましさを、読者は突きつけられるのでしょうか。 ご報告。今日は、宗川さんが蜘蛛についても詳しくていらっしゃることが判明しました(^^)
2023年2月16日
文学賞味会2023が近づいてまいりました
文学賞味会が近づいてまいりました。今回も豊かな時空間を皆さまとご一緒したいと張り切っています(^^) ところで…小説「蜘蛛の糸」の〈作品世界〉はどこにあるのでしょうか? 「活字を眺めているうちに、勝手に紙面上に立ち上がってくる」わけではなくて、読者一人一人の脳内に現象するの...
2023年2月7日
