top of page

他者を尊重するとは?

  • 2 時間前
  • 読了時間: 1分

どうして私たちは、すぐに解釈したくなるのでしょうか?


わからないままでいるのはしんどい。


たしかにそうかもしれませんね。でも、わからないという状態を手放さずに、ゆっくりと時間をかけてわかっていく。そんな面白さもありますよね。


これは、文学作品についてもいえると思います。解釈は、立派な評論家や研究者にお任せすることにして、私たちは、文学作品の虚構世界を「自分ごと」として生きてみませんか?


朗読(もちろん、語り手の体験と同じ体験を試みる行為です)によって、小さな発見やかすかな気づきと出逢うことができます。ささやかかもしれないけれど、その積み重ねが、少しずつ脳をやわらかく耕し、やがてそこに、新たな回路が芽生えていきます。


大切なのは、すぐに、安易に、わかったことにしないことなのでしょう。


朗読教室では、「わかろうとせず、わかったことにせず、のんびり付き合う」と最初に板書しています。


それが、「語り手」という他者を尊重することになるのかもしれませんね。そしてこの姿勢は、私たちが、現実世界で他者と向き合うときにも、おそらく活きてくるのではないでしょうか。

 
 
 

コメント


Blog

salondemariko_RGB_ 1.png

Salon de Marikoのロゴは、ハートの形をモチーフにしています。文学作品を味わう過程と時間を、朗読で、人と共にすることで、心(脳)が豊かに育つことを表しています。また「サロン」は、人の温かみのある上質な学びの時空間を表しています。

© 2023 by Mariko Ishida

bottom of page