私がととのう読書時間ー朗読という読書法の魅力ー〈1.5枠組み移行ガイド〉
- 1 日前
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「朗読なのだから、最終的には“誰かに向かう行為”だろう」と、まだ思っていますか?
それは、理解不足や誤読のせいではなく、脳の自然な働きです。
さまざまな経験を積み重ねた私たちの脳は、個別の「枠組み」を持っています。そして、知らないことやわからないことに出会うと、まずは、この「既存の枠組み」で処理しようとします。
「新しい枠組み」を提示されても、脳は何度も「既存の枠組み」の側へ戻ろうとします。それは、まだ「新しい枠組み」を使い慣れていないからです。
『私がととのう読書時間 ー朗読という読書法の魅力ー 〈1〉には、「朗読は読書領域の行為である」という「新しい枠組み」が提示されています。
でも、私たちの脳は、何度も、「朗読は上演領域の行為である」という「既存の枠組み」に戻ろうとするでしょう。
しょうがないですね。脳の自然な働きなのですから。
だからこそ、私たちは、「上演領域」に何度も引き戻されながらも、意識的に「読書領域」に戻り、語り手の体験と同じ体験を試み続けましょう。
その揺れの中で、「既存の枠組み」が静かにほどけて、「新しい枠組み」が働きはじめます。




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