私がととのう読書時間ー朗読という読書法の魅力ー〈1.5枠組み移行ガイド〉
- 5月30日
- 読了時間: 1分
更新日:6月12日

「朗読なのだから、最終的には“誰かに向かう行為”だろう」と、まだ思っていますか?
それは、理解不足や誤読のせいではなく、脳の自然な働きです。
さまざまな経験を積み重ねた私たちの脳は、個別の「枠組み」を持っています。そして、知らないことやわからないことに出会うと、まずは、この『既存の枠組み』で「処理」しようとします。
『新しい枠組み』を提示されても、脳は何度も『既存の枠組み』の側へ戻ろうとします。それは、まだ『新しい枠組み』を使い慣れていないからです。
前回のブログ記事[私がととのう読書時間 ー朗読という読書法の魅力ー 〈1〉]には、「朗読は読書領域の行為である」という『新しい枠組み』が提示されています。
でも、私たちの脳は、何度も、「朗読は上演領域の行為である」という『既存の枠組み』に戻ろうとするでしょう。
しょうがないですね。脳の自然な働きなのですから。
だからこそ、私たちは、「上演領域」に何度も引き戻されながらも、意識的に「読書領域」に戻り、語り手の体験と同じ体験を試み続けましょう。
その揺れの中で、『既存の枠組み』が静かにほどけて、『新しい枠組み』が働きはじめます。




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